ホテル(ツアー)選びのポイント

短期旅行者は、駅に近いホテルを選ぶ
ホテルライフを楽しみたい人、オプショナルツアーを目一杯詰め込んでる人、バンコクに慣れている人、そういう人は別にして、4泊5日ぐらいの短期滞在ならホテルは電車の駅に近いほうが何かと便利で安心です。
駅に近いとは、買い物した荷物を持って普通に徒歩で行ける距離です。
ホテルのホームページで調べたり、口コミを検索したり、旅行代理店で確認すれば情報は得られます。

旅行者がバンコクで活用できる電車は、BTS(高架鉄道)とMRT(地下鉄)の2つです。
どちらでもいいので、この2つの電車のどちらかの駅に近いホテルをとることをお勧めします。
ツアー旅行であれば、駅に近いホテルを使うツアーをツアー選びの条件にしましょう。

駅に近いホテルにこだわる理由
短期旅行者にとっては、限られた時間を上手に使わないと、やれること・行ける所がどんどん減っていきます。
綿密な計画を立てても、予定通りにはなかなかいかないものです。
効率よく時間を使うためにも、やはり駅近くのホテルを拠点にするのがいいと思います。

バスは格安ですが、初心者が乗りこなすのは不可能です。
間違って乗ってしまったら、自分が今どこにいるかさえわからなくなります。
渋滞に巻き込まれてしまえば、時間をロスするばかりです。

トゥクトゥクは三輪タクシーと呼ばれていますが、タクシーと同じようには使えません。
長距離には向かないうえ、距離が長くなるとタクシーよりはるかに高くなります。
それ以上に、トラブルが多く悪名が高いので、乗らないほうが無難です。

タクシーは安くて便利ですが、観光客相手にぼるタクシーも少なくありません。
乗車拒否も多々あります。
近場で楽して稼ごうとする傾向が強く、少しでも遠くや渋滞している方面は平気で拒否します。
また帰宅時間帯にはつかまえにくくなり、雨が降り出すと需要が増えるためさらに空車が少なくなります。
運よくつかまえても、足元をみて高い金額をふっかけてきます。
ホテルまではタクシーが唯一の手段では、いつまでも戻れなくなるか、高い料金を払って乗るかになってしまいます。

この様な状況から、観光客にとっては電車が一番安全で確実で何といっても便利で早い移動手段です。
これが短期旅行者に、駅に近いホテルを薦める理由です。
あとは予算と相談して決めるといいでしょう。

ホテルライフを楽しみたいなら川沿いのホテル
ホテルライフを楽しみたい人、一日ぐらいはホテルでゆっくりしたいと思う人には、川沿いのホテルがお勧めです。
川沿いのホテルというのは、チャオプラヤ川に沿って建っているホテルのことです。
チャオプラヤ川は、一年中濁っていて、全く綺麗ではありません。
「汚い川なんて見なくてもいいよ」と思うのが普通ですが、泊まってみると町なかとはリゾート感が全く違います。
川を眺めながら食べる朝食や、明かりが揺れる夜のチャオプラヤ川の風情は、旅行気分を盛り上げてくれます。
川沿いは高級ホテルが集まっていますが、世界価格と比較すると、かなりリーズナブルに泊まることができます。
ワットポー、ワットアルン、王宮の見学や、ナイトマーケット・アジアティックへのアクセスも便利です。

川沿いの高級ホテルには、スポやマッサージ施設があります。
価格は町なかよりは高めですが、充実した設備や移動の手間がないことを考えれば、一概に高いとは言い切れません。
日本の価格と比べたらはるかに安いので、利用する価値は十分にあります。

安かろう悪かろう危なかろう
いくら物価が安いタイと言えども、物には限度とか相場というものがあります。
ツアーの場合は、旅行会社の責任問題にもなってくるためか、あまりにひどいホテルは使ってないと思います。
気を付けないといけないのは、自分でホテルを手配してくる個人旅行者です。
値段ばっかり気にしていると、あまりいい結果にはなりません。
極端に安いホテルはやめましょう!
汚いとか、狭いとか、壁が薄いなんていう程度ならいいけど、セキュリティに問題があったら大変です。
おちおち寝ていることもできないし、荷物を置いて出かけることも不安でならなくなります。
あまりに安いホテルは、往々にして従業員の質が良くないことが多いので、やめておくべきです。
女性は絶対です。
以前、偶然知り合った旅行者を救出に行ったことがあります。

inserted by FC2 system